『ドンパス』キャスト 対談インタビュー! vol.1

 

気が付けば、あっという間に5月になってしまいました。。。

 

早いなぁ。。(笑)

 

さて!!

第二回 OperAmici オペラ公演『ドン・パスクァーレ』まで、あと少し!

 

今回のブログは少し趣向を変えて、出演者にお越しいただいて、

インタビューをさせて頂こうと思います!

 

今回は対談インタビュー vol.1 ということなので、まずは!!

我らがタイトルロールである”ドン・パスクァーレ”役の西村 明浩さん、

”マラテスタ”役の奥村 哲さん、そして”公証人役”の平 欣史さんをお迎えして、

いろいろとお話しを聞いてみましょう!

 

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:よろしくお願いします!(*^^*)

 

西村:よろしくお願いします。

平:よろしくお願いしまーす!

奥村:よろしくお願いします!!

 


 

:自分で対談メンバーを決めときながらなんですが、男ばっかりですね(笑)

 

奥村:そうですねw

西村:まぁ元々、キャストには女性一人しかいないんですけどね(笑)

 

:そうかw そう考えたら、なかなか男くさいオペラですねw

 

平:やめましょう、別に悲しいことじゃないのになんか悲しくなる。。笑

 

:やめましょうかwところで平さん、この写真は何をしてるんですか?笑

 

平:最近遊びで試しに使ってる美顔器ですww

これで筋肉痛になりました(笑)

  

:美顔器で筋肉痛とかなるんですか!?知らなかったw

さて!では、気を取り直しまして!今回の演目の『ドン・パスクァーレ』ですが、

簡単に言うならばどんなお話しなのですか?さらっと教えてください!

 

西村:資産家の遺産を巡る、恋のドタバタ喜劇という所でしょうか。

 

:ほんとにサラッと説明ありがとうございます(笑)

でもそれなら、もし実際に起こったことを考えるとなかなか厄介な修羅場になりそうな状況ですねw

 

平:そうですね、公証人っていう傍観者でよかった(笑)

奥村:コナンくんやったら、事件が起こりそうな展開w

 

:麻酔銃とか活躍する感じですかねw

 

西村:麻酔銃も蝶ネクタイ型変声期もでてきません(笑)

まあリアルに起こったことを考えると大変な騒動になりかねますが、

この作品の登場人物は、心の芯の部分では思いやりのある人物ばかりなんですよ。

 

:なるほど!そうなんですね!

では”ドン・パスクァーレ”というキャラクターについて、少し教えて頂けますか??

西村さんは今回のオペラの演出も兼任されてますので、そのへんのお話も交えてお願いします。

 

奥村:・・・(まじめに聞こうとしてる様子)

 

西村:パスクァーレのキャラクターは、今回の演出では、一代で資産家に成り上がった人物と考えています。

仕事一途に生きてきて、恋愛にかまけている時間はなかったんです。なので奥さんも子供もおらず、

甥っ子の”エルネスト”を溺愛しています。

 



:あ、この人ですねw

なるほど!仕事に人生を懸けてきたといっても、過言ではないですね!

今回のストーリーの中で、パスクァーレはその甥っ子の”エルネスト”と言い争う

シーンもあるとのことなのですが、それはどうしてなのでしょう?

 

西村:エルネストは現在ニートで、パスクァーレ家に居候しています。

こうなってしまってのは自分が甘やかした結果と思い、お見合いを勧めたり

するのですが、それも無視して、遺産はもらうが、未亡人の”ノリーナ”と結婚すると言い出すので、

思い直すことを願って「言う事を聞かないなら、遺産は渡さないぞ」と脅しをかけるんです。

 

:エルネストは「お坊ちゃま」ということですか(笑)

でもパスクァーレの脅しも、エルネストのことを思っての行動ではあるので、

仕事一途ではありながらも、優しい人格者でもあるのですね。

 

西村:甥っ子ってやっぱりかわいいですからねw

まぁ僕も実際に甥っ子がいるわけではないので、想像と人に聞いた感想ですけどねw

 

:西村さんは巷では「子どもがいる」疑惑もありますもんね(笑)

 

西村:そうなんですよ(笑)このお腹にはなにも宿っていませんからね。w

 

 

奥村:wwwwww

 

:脱線しました。(笑)

ところで、ニートという言葉が使われるということは、今回の演出では、時代は”現代”という設定なのでしょうか?

 

西村:その通りです。今回は初めてオペラを見る人にも分かりやすいように、舞台を現代に置き換えてみました。

 

:なるほど!時代設定を現代に置き換えることで、このオペラがどのような化学変化を起こすのか非常に楽しみです!

さて、ここでマラテスタ役の奥村さんにお聞きしたいと思います。

”マラテスタ”とはどういったキャラクターなのでしょうか??

 

奥村:マラテスタは医者です。そして”マラテスタ”というのは、イタリア語で「頭が悪い」という意味を持つのですが、

実際の役どころはでは全くその逆で、非常に頭が良く、どうすれば皆が1番幸せになれるかを考えて行動する、”潤滑油”のような存在ではないでしょうか。演じ方ひとつでいい人にも悪い人にもなりえますが、今回は善人マラテスタを目指したいと思います。

 

:”頭が悪い”という名前でありながら、でも本当は”頭が良い”というのは、非常に興味深い内容ですね!

さて、このマラテスタには友人がいるということですが、どんな友人なのでしょう?

 

奥村:そうですね、先ほど言いましたようにマラテスタは医者なのですが、

自分の作戦を実行する為に、仕事仲間に協力依頼するんですよ。それが公証人なんです。

 

:公証人は、本当の公証人ではないということですか?

 

奥村:はい(笑)本当は検視専門の医者なんです。

医学的にはマラテスタよりも数倍知識があるのですが、彼には弱点がありまして...

 

:弱点ですか?これは平さんに聞いてみましょう!

 

平:はい!苦手なものは”光”と、”生きている人間”です(笑)

普段、仕事柄、真っ暗な部屋で活動しているため、昼間の光が射すようなところは苦手で、

体温を持った、あたたかい生きている人間はとにかく苦手なんです(笑)

 

:それはもう生活する上で、問題だらけですよねwww

 

平:そうですねw キャラづくり非常に困難です(笑)

 

:そんな特殊な設定を持った平さんが、どんな風にドタバタ喜劇の中で関わっていくのか非常に楽しみです!(*^^*)

 

さて、いろいろなことを聞かせて頂きましたが、最後に今回の公演に当たっての意気込み、

お客様へのメッセージをお願いします!!

 


西村:この作品は台本上では、キャラクターのバックグラウンドを細かく指定していない為、それぞれの登場人物がどんな人生を歩んだ上でこの作品の始まり部分にたどり着いたのかを、いろいろと考える余地があって、そこにアイデアを盛り込めるところがこの作品の受け口の広いところです。これまでに多くの「ドン・パスクァーレ」の公演があり、またたくさんのDVDなども販売されていますが、大筋は同じでも物語の見え方が変わったり、人物像が少し違って見えたりと飽きのこない作品だと思っています。どうぞ、今回の OperAmici によるオペラ「ドン・パスクァーレ」を楽しんで頂けたらと思います。


奥村:今回の設定ではマラテスタとノリーナは小さい頃からの幼馴染です。そしてノリーナにエルネストを紹介したのもマラテスタです。なぜノリーナはマラテスタを好きにならなかったんだ??と、思っていただけるくらいに、魅力たっぷりなマラテスタを演じ、この作品の魅力を引きたてられるよう、頑張りたいと思います!!

 

   

平:他のキャストの皆さんと比べたら出番は少ないですが、僕なりの公証人を精一杯演じたいと思います!

ぜひ、注目して頂けたら幸いです!!

どうぞ、よろしくお願いします!!

 

 

:西村さん、奥村さん、平さん、ありがとうございました!(*´▽`*)

次回は、”ノリーナ”役の大淵 夕季さん、そして”エルネスト”役の谷口 耕平さんの対談インタビューをお届けします!

どうぞ、お楽しみに( *´艸`)

 

 

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